「ガリバーで車を買うな」という言葉を耳にして、不安に思ったことはありませんか？
実際にガリバーで車を購入した人の口コミや体験談を見ると、価格の割高さや営業トークの強さ、保証の不十分さなどに後悔する声があるのも事実です。
一方で、大手ならではの在庫数の豊富さや手続きのスムーズさといったメリットもあり、すべてが悪いわけではありません。
この記事では「ガリバーで車を買うな」と言われる理由から、利用する際の注意点、さらにはガリバー以外での中古車購入の選択肢、そして後悔しないための具体的なコツまで詳しく解説していきます。
中古車選びで失敗したくない方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
ガリバーで車を買うなと言われる理由５つ
ガリバーで車を買うなと言われる理由５つについて解説します。
それでは、一つひとつ掘り下げてお話ししていきますね。
①価格が割高になりやすい
ガリバーは全国展開している大手の中古車販売店なので、在庫や店舗運営にかかるコストも相応に大きいです。そのため販売価格には、車両本体だけでなく、広告費や店舗維持費、スタッフの人件費が反映されています。
その結果、同じ車種・年式・走行距離の中古車であっても、地域の中小規模の販売店や個人出品のオークションに比べて価格が高めに設定されているケースが少なくありません。読者の中にも「ネットで見た相場よりガリバーの価格が高かった」と感じた方は多いのではないでしょうか。
さらに、車両価格自体は安く見えても、諸費用やオプションを含めると総額が想定以上になることもあります。例えばナビやドラレコ、コーティングなどを追加すると、他社と比べて20万円以上高くなる場合もあるんです。これは正直、購入後に「思ったより高かった」と後悔する原因になりますよね。
もちろん、値引き交渉の余地がある場合もありますが、大手ゆえに価格交渉が難しいことも多いです。地元の小さな販売店なら「総額から5万円引きますよ！」なんて柔軟に対応してくれることもありますが、ガリバーは一律の価格設定をしているので、柔軟さに欠ける印象を持つ人もいるでしょう。
このように、「ガリバーは割高」という声は、実際に比較して購入検討した人たちから出ているリアルな意見なんですよね。価格にシビアな人にとっては、ガリバーでの購入は慎重に考えた方がいいポイントです。
②車の状態が分かりにくい
中古車選びで一番気になるのは「車の状態がどれだけ分かるか」ですよね。ですが、ガリバーの店舗では車両状態について詳細な説明が不十分と感じる人が多いんです。
例えば、走行距離や年式といった基本情報はもちろん提示されていますが、過去の修復歴やメンテナンス履歴がしっかり開示されていないケースもあります。修復歴ありの車を「問題なし」と受け取れるような説明をされ、後からトラブルになる例も口コミで見られます。
また、ガリバーは全国の在庫をオンラインで検索できるのがメリットでもあるんですが、その車を実際に店舗で確認するには取り寄せが必要です。取り寄せてから初めて実物を見て「思ったより傷が多かった…」という失敗談も少なくないんですよ。
中古車は同じ年式・走行距離でも、前のオーナーの使い方やメンテナンス状況で状態が大きく変わります。なのに、ガリバーでは細かい部分まで見えにくいのが不安要素になってしまうんです。購入検討のときは、必ず第三者の車両チェックサービスを利用するのが安心ですね。
③営業トークが強めで断りにくい
「ガリバーの営業マンは押しが強い」という口コミは本当に多いです。車は高い買い物なので、強めの営業トークを受けると、つい流されてしまうこともありますよね。
例えば、「この車は他のお客様も検討されてます」とか「今日契約すればこの価格です」なんて言われると、焦って決めてしまいそうになります。これは心理的なテクニックで、冷静に考えると別に急ぐ必要がなかったりします。
もちろん、すべての営業マンがそうではないですが、大手チェーンはノルマが厳しいことが多いので、どうしても売り込み感が強くなる傾向があります。「断れずに契約してしまった」という後悔の声もあるんですよね。
営業トークに流されないためには、事前に予算や条件を明確にしておくことが大事です。そして、「今日は決めません」とはっきり伝える勇気を持っておきましょう。
④保証やアフターサービスが不十分
中古車購入で重要なのは「購入後の安心感」ですが、ガリバーの保証やアフターサービスに満足できなかったという声も少なくありません。
ガリバーには「ガリバー保証」という独自の保証サービスがありますが、対象外の部品が多かったり、保証期間が短かったりする場合があります。特に消耗品や電装系の不具合は対象外になることが多く、実際に修理費が高額になってしまったケースもあるようです。
さらに、アフターサービス拠点が限られているため、購入後に故障が起きても近くに対応店舗がない場合もあります。せっかく大手で買ったのに、保証が思ったより使えないとガッカリしてしまいますよね。
中古車は購入後のトラブルがつきものなので、保証やアフターサービスが不十分だと安心して乗れません。保証内容は必ず細かく確認するようにしましょう。
⑤口コミや評判に不安の声が多い
最後の理由は「口コミや評判」です。インターネット上には「ガリバーで買ってよかった」という声もある一方で、「二度と利用しない」というネガティブな意見も目立ちます。
特に目立つのは「対応が不誠実だった」「納車後すぐにトラブルがあった」「思ったより高かった」という声です。もちろん、どんな販売店でもクレームはありますが、大手でここまで不満の声が目立つのは気になるポイントです。
口コミを見ていると「担当者によって差が大きい」という印象も強いです。丁寧で親切な営業マンもいれば、売ることしか考えていないような人もいる。つまり、担当者ガチャのような運要素があるんですよね。
評判の不安をなくすためには、口コミを複数サイトで確認すること、そして一人の営業マンだけでなく、他の販売店とも比較することが大事です。
ガリバーで車を買うメリット３つ
ガリバーで車を買うメリット３つについて解説します。
デメリットが多いと感じる方もいますが、もちろんガリバーには大手ならではのメリットもあるんですよ。
①在庫数が豊富で選びやすい
ガリバーの最大の強みは「在庫数の多さ」です。全国に約4,000台以上の中古車を常時取り扱っており、オンラインでもリアルタイムで検索ができます。これは地域の小規模な販売店にはない規模感ですよね。
例えば「トヨタのプリウスが欲しいけど、年式は2018年以降、走行距離は5万キロ以下」というように条件を絞り込んでも、かなりの数がヒットするのは魅力的です。地域の中古車店だと選択肢が限られてしまいますが、ガリバーなら条件に合う一台を見つけやすいんです。
また、オンラインで気になる車を見つけて、最寄りの店舗に取り寄せできるのも便利です。わざわざ遠方まで行かなくても、近くで実物を確認できるのは大きなメリットですね。
中古車は「縁」とも言われるくらい出会いが大事なので、選択肢が多いのはやっぱり安心材料になりますよ。
②手続きがスムーズで早い
もうひとつのメリットは「手続きの速さ」です。ガリバーは全国展開の大手なので、購入から納車までの流れがシステム化されていてスムーズなんです。
例えば、ローン審査や名義変更、車庫証明の手続きなど、個人でやると時間がかかるものも、ガリバーが一括で代行してくれます。車の知識があまりない人や、平日は忙しい人にはありがたいサービスですよね。
実際に「購入から2週間で納車できた」「想定より早く乗れた」という口コミも多く見られます。これは小規模の販売店だと難しいスピード感で、大手の強みと言えます。
さらに、オンライン商談にも対応しているので、わざわざ店舗に何度も足を運ばなくても契約できるのも今の時代に合っています。忙しい人にとっては本当に助かるポイントですね。
③大手企業の安心感がある
最後のメリットは「大手企業の安心感」です。中古車業界は正直、トラブルや不透明な部分がつきものですが、大手チェーンであるガリバーはブランド力や社会的な信用があります。
知名度がある分、口コミや評判もすぐ広まるので、不誠実な対応をすればすぐに悪評が立ちます。だからこそ、一定の基準は守られていると考える人も多いです。
また、資金力のある会社なので保証制度やアフターサービスを整備している点も、中小業者との差です。すべてが完璧ではなくても「名前を聞いたことがある会社で買う安心感」を求める人にはメリットになりますよね。
特に「初めて中古車を買うから不安」「小さな業者だと怖い」と感じている人には、大手であるガリバーは候補に入れやすい存在です。信頼感で選ぶなら、やっぱり強いですよ。
ガリバーで車を買うときの注意点４つ
ガリバーで車を買うときの注意点４つについて解説します。
デメリットやメリットを理解した上で、それでもガリバーで購入を検討するなら、注意点を押さえておくことが大事です。後悔しないための具体的なポイントを見ていきましょう。
①購入前に第三者チェックを依頼する
ガリバーで車を買う際には、購入前に第三者機関による車両チェックを受けるのがおすすめです。ガリバー自体も検査を行っていますが、客観的な立場で車両の状態を確認できるのはやはり第三者の検査です。
例えば「日本自動車鑑定協会（JAAA）」や「AIS」などの鑑定があります。これらは修復歴や事故歴、塗装の状態、メーター改ざんの有無などを細かくチェックしてくれるので安心感が全然違います。
中古車は同じ車種・年式でも状態がバラバラなので、第三者の目を通すことで「思っていたより状態が悪かった」という失敗を防げますよ。特に初めて中古車を買う人には必須のステップだと思ってくださいね。
②他社の価格とも必ず比較する
ガリバーは全国規模で展開しているため、価格は一律に近い設定がされがちです。そのため、他社と比較しないと割高な車を選んでしまう可能性があります。
おすすめなのは、カーセンサーやグーネットなどの中古車情報サイトを活用して、同じ条件の車が他店でいくらで売られているかチェックすることです。地域の販売店やディーラー系中古車と比べると、10万〜30万円の差が出ることもありますよ。
「ガリバーが高い」という声はよく聞きますが、それを確かめるためにも必ず比較してください。比較をするだけで「本当にこの価格で買うべきか」を冷静に判断できますからね。
③契約内容を細かく確認する
契約時に最も注意が必要なのは「契約内容」です。特に総額表示に含まれる諸費用や保証の範囲、返品・キャンセル規定などは必ず確認しましょう。
例えば、車両本体価格は安くても、登録代行費用や整備費用、オプションで総額が膨らむケースがあります。また、「保証付き」と言っても対象外の部品が多いこともあるので要注意です。
実際に後悔している人の口コミを見ても「契約書をよく見なかった」「営業マンの言葉だけ信じた」という声が多いです。書面に記載された内容がすべてなので、不明点があれば遠慮せず質問してくださいね。
④営業トークに流されないこと
最後の注意点は「営業トークに流されないこと」です。ガリバーの営業マンはノルマがあるため、強めに契約を勧められることがあります。「今日決めればお得」などの言葉に焦らないことが大切です。
もし「この条件なら買いたい」と思っても、その場で即決せず一度持ち帰って考えることをおすすめします。他社の車と比較してからでも遅くはありません。
営業マンはプロなので、こちらが流されやすい心理をついてきます。だからこそ、事前に予算や希望条件を紙に書いておいて、「条件に合わなければ買わない」と決めておくと安心です。
中古車購入は大きな買い物です。勢いで決めるのではなく、冷静に判断して契約するようにしましょう。
ガリバー以外で中古車を探す選択肢４つ
ガリバー以外で中古車を探す選択肢４つについて解説します。
「ガリバーで買わないなら、どこで探せばいいの？」と思いますよね。安心して中古車を購入できる他の選択肢を紹介します。
①ディーラー系中古車店
ディーラー系の中古車店は、メーカー直営もしくは正規ディーラーが運営している店舗です。最大の特徴は「メーカーの基準で整備されていること」なんですよ。
例えば、トヨタの中古車を探すなら「トヨタ認定中古車」、日産なら「日産U-Cars」、ホンダなら「ホンダカーズU-Select」などがあります。メーカーの名前を背負っているため、整備や点検がしっかりしており、保証も手厚いのが魅力です。
ただし、その分価格は少し高め。とはいえ「質を重視したい」「長く安心して乗りたい」という人には最適です。中古車購入に不安がある人には一番安心できる選択肢かもしれません。
②認定中古車の販売店
認定中古車販売店とは、メーカーが定める基準を満たした中古車を扱う専門店です。ディーラーと似ていますが、こちらは独立した販売店がメーカー認定を受けているケースが多いです。
特徴としては、点検・整備済みで保証も付帯していることがほとんど。中古車の品質にこだわる人にはぴったりです。
例えば「BMW Premium Selection」や「Audi Approved Automobile」など、輸入車メーカーは特に認定中古車制度が整っています。輸入車を安心して買いたいなら、こうした認定中古車を扱う販売店を選ぶと間違いないですよ。
③中古車オークション代行
コストを抑えて中古車を買いたい人には「オークション代行」という選択肢もあります。中古車オークションは業者専用ですが、代行業者を通じて一般の人でも参加できるんです。
オークションには毎週10万台以上の車が出品されており、価格は市場価格にかなり近いです。余計な中間マージンがないので、同じ車を安く手に入れやすいんですよ。
ただし、オークション車両は「現状販売」が基本。整備や保証がない場合が多いので、車の知識がある人や、信頼できる整備工場がある人向けです。リスクを理解した上で利用すれば、大幅にコストを抑えられる賢い方法です。
④カーセンサーやグーネットなどの情報サイト
もっとも手軽な選択肢が「中古車情報サイト」の活用です。代表的なのは「カーセンサー」や「グーネット」。全国の中古車販売店が掲載しており、条件検索も充実しています。
サイト上で価格や車両状態、写真を比較できるので、まずはここで相場感をつかむのがおすすめです。気になる車があれば、直接販売店に問い合わせて実車を見に行けます。
情報サイトを利用することで「ガリバーの価格が高いのか、それとも相場通りなのか」を冷静に判断できます。中古車探しを始める人にとっては、まず第一歩として欠かせないツールですね。
後悔しない中古車購入のコツ５つ
後悔しない中古車購入のコツ５つについて解説します。
中古車選びで失敗しないためには、いくつかのコツを知っておくことが大切です。ここでは具体的な５つのポイントを紹介します。
①予算と条件を明確にする
中古車を探す前に一番大事なのは「予算」と「条件」をはっきりさせることです。これを曖昧にして探し始めると、営業トークに流されて高い車を買ってしまったり、必要以上に豪華な車を選んでしまったりするんですよね。
予算を決める際は「車両本体価格」だけでなく「諸費用」や「維持費」も含めるのがポイントです。例えば車検費用、保険料、税金、ガソリン代、駐車場代など。購入時の金額だけ見ていると、後から家計を圧迫することもあります。
条件面では「通勤用か」「家族で使うか」「趣味で乗るか」など、使用目的に合わせて必要な装備や車種を決めておきましょう。明確にしておけば余計な誘惑に惑わされません。
②修復歴や走行距離を徹底チェック
中古車購入で絶対に外せないのが「修復歴」と「走行距離」のチェックです。修復歴ありの車は価格が安い分、後々トラブルになる可能性が高いですし、走行距離が多い車はメンテナンスコストがかかりやすいんです。
修復歴は、フレーム部分の修復や交換があるかどうかを必ず確認してください。「軽微な修理」と言われても、実際には事故歴があるケースもあります。素人では判断が難しいので、第三者機関の鑑定を活用すると安心です。
走行距離は「1年1万キロ」が目安。極端に少なすぎるのも不自然なので、年式と走行距離のバランスを見て判断しましょう。
③試乗を必ず行う
中古車購入では「試乗」が欠かせません。見た目やカタログのスペックだけでは分からないことがたくさんあるんです。
例えば、実際に運転してみると「ハンドルが重い」「ブレーキの効きが悪い」「エンジン音が大きい」など違和感に気づけます。座席の高さや視界の広さも、人によって快適さが変わりますよね。
また、家族が乗る場合は後部座席や荷室の広さも確認が必要です。試乗をせずに購入して「思ったより運転しづらい」と後悔する人は本当に多いんです。必ず自分の手でハンドルを握って確かめましょう。
④保証やアフターサービスを重視する
中古車は新車より故障リスクが高いので、保証やアフターサービスは非常に重要です。安さだけで選んでしまうと、故障時に修理費がかさんで結局高くつくこともあります。
保証は「どの部品が対象なのか」「保証期間はどのくらいか」をしっかり確認してください。エンジンやトランスミッションなど高額修理になる部分が保証対象になっているかは必ずチェックしましょう。
また、アフターサービスとして定期点検やオイル交換などをサポートしてくれる販売店もあります。購入後に安心してカーライフを楽しむためには、こうしたサービス内容も比較してください。
⑤信頼できる担当者から買う
最後のコツは「誰から買うか」です。車の性能や状態も大切ですが、それ以上に担当者の誠実さや相性が重要だったりします。
口コミでも「営業マンが信頼できたから安心して買えた」という声は多いです。逆に「強引な営業に押されて買ってしまった」と後悔している人も少なくありません。
質問にきちんと答えてくれるか、メリットだけでなくデメリットも説明してくれるか、誠実さを感じられるか。こうしたポイントを見極めることで、安心して中古車を選べます。
信頼できる担当者から買うことは、中古車購入で失敗しないための最大のポイントと言っても過言ではありませんよ。
まとめ｜ガリバーで車を買うなと言われる理由と正しい選び方
| ガリバーで車を買うなと言われる理由５つ |
|---|
| ①価格が割高になりやすい |
| ②車の状態が分かりにくい |
| ③営業トークが強めで断りにくい |
| ④保証やアフターサービスが不十分 |
| ⑤口コミや評判に不安の声が多い |
ガリバーは全国展開している大手中古車販売店で、在庫数の豊富さや手続きの速さなどのメリットがあります。しかし一方で、価格が割高に感じられたり、営業トークが強めで後悔する人が多いという口コミも目立ちます。
購入を検討する際は、必ず他社との比較を行い、第三者チェックを取り入れることが大切です。営業に流されず、契約内容を細かく確認することでトラブルを防げます。
また、ディーラー系や認定中古車販売店、中古車情報サイトなど、ガリバー以外の選択肢も視野に入れると安心して車を選べますよ。
中古車選びは「誰から買うか」が非常に重要です。信頼できる担当者と出会い、しっかりと比較・検討を行うことで、後悔しないカーライフを実現してくださいね。
参考までに、中古車購入に関する公式情報はこちらもチェックしてみると安心です。
👉 国土交通省：中古自動車に関する情報
